格安Windows 11 PC構想

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相場はどのくらいか

この前自作PC雑誌(DOS/V POWER REPORT)を読んで「今Windows 11用のPCを組むとしたら安くてどのくらいで作れるだろうか」とふと思ったのでパーツ構成を考えてみることにしました。本気で安いパーツをネットの海から探し出すとなるとさすがにキリがないので雑誌で紹介されていたパーツに限定しています。値段も雑誌に記載されている価格です。ただ、単に最安のパーツだけで構成したのでは実用性に欠けると思いましたのである程度のスペックや拡張性は考慮して部品を選定しています。

Windows 11のシステム要件

Windows 11を搭載することが目的ですのでまずはWindows 11の最小システム要件を確認しておきます。Microsoftのサイト(Link)によるとWindows 11のシステム要件は以下の通りとなっています。

  • プロセッサ ・・・・・・・・ 1GB以上で2コア以上の64ビットプロセッサ
  • メモリ ・・・・・・・・・・ 4GB
  • ストレージ ・・・・・・・・ 64GB
  • システムファームウェア ・・ UEFI、セキュアブート対応
  • TPM ・・・・・・・・・・ バージョン 2.0
  • グラフィックスカード ・・・ DirectX 12以上に対応

普通にパーツ選んでたらこれ以下にするのは逆に難しいといったスペックですね。システムファームウェアやTPMは対応しているか確認するのは初心者では難しいと思いますが、余程古いパーツを買わない限りは対応しているので大丈夫でしょう。もし確認したい場合はこちらでCPUが対応しているか調べることもできます。

CPU

何はともあれまずはCPUを選びます。自作PCのパーツ選びはCPUで8割が決定してしまうといっても過言ではありません(諸説あり)。今回は安く済ませるために、安いの代名詞Celeronにします。雑誌で紹介されている最安のCeleronはG5905(6,500円)ですが、ソケット形状がLGA1200のマザーボードはもう古くてこの雑誌では紹介されてなかったのでLGA1700に対応したCeleron G6900(9,500円)を選びました。もしCeleronはやめとけと思ったCeleronはやめとけおじさんはPentium G7400(13,000円)を買うと良いと思います。こっちもAlder Lake世代なのでLGA1700に対応しています。

  • CPU ・・・ Celeron G6900 (9,500円)

マザーボード

マザーボードを選ぶポイントはチップセット、サイズ、インターフェース数、VRMのフェーズ数、オーバークロック対応など、いろいろとありますがこれらは全部ハイスペックなPCを自作するときに気にすることなので今回は一切考慮しません。低価格PCで考慮することといったらマザーボードの映像出力がHDMIなのかDVIなのかとかそのくらいです。サイズに関しては小さい方が安くなるのでMini-ITXかmicroATXを選ぶことになります。雑誌で紹介されてる中ではBIOSTARのB660MX-E PRO(17,000円)が一番安かったのでこれにしました。ソケット形状もLGA1700なので選んだCPUに対応しています。

  • マザーボード ・・・ B660MX-E PRO(17,000円)

メモリ

CPUとマザーボードを選んだ時点でメモリのスペックはある程度決まります。Celeron G6900はDDR5とDDR4に対応しており、B660MX-E PROはメモリスロットが4スロットあるため4枚まで挿せます。といっても今回は安く作るためにDDR4で安いやつを選びます。DDR5も出た当初よりだいぶ値段は下がったようですがやっぱりDDR4の方が安いです。Windows 11の最小システム要件ではメモリは4GBとなっていましたが個人的な最低スペックとしては16GBは必須だと考えていますのでCFD販売の8GBx2枚構成のメモリW4U3200CS-8G(6,000円)にしました。8GBx1枚構成にしてもあまり値段は変わらないので2枚で16GBの方がお得だと思います。

  • メモリ ・・・ W4U3200CS-8G(6,000円)

グラフィックボード

Celeron G6900にはGPU(Intel UHD Graphics 710)が内臓してあるのでグラフィックボードは搭載しません。各安PCにグラボなんてものは不要なのです。GPUのスペック的にもDirectX 12対応しているのでWindows 11のシステム要件は満たしています。

  • グラフィックボード ・・・ CPU内蔵のGPU(0円)

ストレージ

ストレージは今はもうNVMeが主流です。2.5 inchサイズのSATA SSDの方がまだ若干安いですが、1,000円程度の価格差なので速度を考慮すればNVMeの方がコスパが良いと思います。容量は250GBだと一瞬で一杯になることが目に見えているので500GBとしました。

  • ストレージ ・・・ SSD-CK500N3G2/N(5,500円)

電源

今回選んだCPUはCeleronのためTDPは小さいですし、グラボも搭載していないので全体の消費電力はかなり抑えられています。ですからどんな電源を選んでも電力不足になることはまずありえないと思います。消費電力が小さければ電源側の負荷も下がって寿命が延びるので電源の品質もそこまで気にする必要ありません。そんなわけで雑誌内で紹介されている一番安いやつを選びました。

  • 電源 ・・・ TUF-GAMING-550B(6,500円)

ケース

ケースもぶっちゃけ無くていいんじゃないか、とも考えましたがそれはさすがに上級者すぎると思いましたのでケースも勘定にいれることにしました。選んだマザーボードがmicroATXなので大抵どのケースでも入ります。適当に一番安いケースにしました。

  • ケース ・・・ NX200M(6,000円)

合計

ここまで選んだパーツをまとめると以下の通りです。

  • CPU ・・・・・・・・ Celeron G6900(9,500円)
  • マザーボード ・・・・・ B660MX-E PRO(17,000円)
  • メモリ ・・・・・・・・ W4U3200CS-8G(6,000円)
  • グラフィックボード ・・ CPU内蔵のGPU(0円)
  • ストレージ ・・・・・・ SSD-CK500N3G2/N(5,500円)
  • 電源 ・・・・・・・・・ TUF-GAMING-550B(6,500円)
  • ケース ・・・・・・・・ NX200M(6,000円)
  • 合計 ・・・・・・・・・ 50,500円

合計で約5万円になりました。ここにOSの価格を加えるとだいたい6万円くらいでWindows 11 PCを組めそうです。今回は雑誌で紹介されてたパーツに限定しているので型落ちのパーツなどを選べばもっと安く組むことはできると思います。今回考えた構成で自作することはまあ多分無いですが、実際に組む場合はこれを基準にどこに予算を振ってスペックを上げるか考える予定です。

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